頬を触る人

手術後の過ごしかた

女性

経過や注意点

切るタイプの脂肪吸引は、メスで数ミリだけ切開してカニューレを挿入します。脂肪吸引手術の手術時間は1時間近く、全身麻酔をして行うのが一般的です。全身麻酔をするので、手術をしている間はまったく意識がない状態です。手術をしてしばらくすると、ゆっくりと意識が戻ってきます。入院を伴うクリニックもありますが、今は全身麻酔の手術でも日帰りでできるクリニックがほとんどです。切る脂肪吸引手術も、1時間ほどして麻酔が切れて意識がはっきりと戻ったら、その日のうちに帰宅できます。ただし、全身麻酔をしたあとは、いくら意識がはっきりとしていても足元がふらつくことがあります。基本的にマイカーを運転しての帰宅は危険なので、避けたほうがよいです。クリニックのほうでも、手術当日の車での来院は禁止しているケースが多く、安全のためにそれに従うことが大切です。タクシーを呼んで帰宅するのが一番良いですが、電車で帰宅する場合は足元がふらつくと危ないので、ホームの中央寄りを歩くことが大切です。手術から1時間程度経過して麻酔がすっかり切れると、痛みを感じ始めます。痛みを感じたら、クリニックで処方された痛み止めを飲むと収まります。痛み止めを飲む頻度は、薬によって違います。痛いからといって頻繁に飲みすぎると体に負担がかかるので、なるべく間隔をあけて飲むことが大切です。手術をした当日から1週間程度は、強い腫れや痛みがあります。手術当日は自宅で安静にして過ごし、早めに就寝することが大切です。血行が良くなると、切開した患部が腫れやすくなります。そのため、入浴や半身浴、サウナ、運動などはしばらく避ける必要があります。個人差はありますが、だいたい1週間ほど経過すると腫れが引いてきます。その間は、腫れを抑えるため、また皮膚をしっかり密着させるために、患部にサポーターやガードルを巻いておく必要があります。サポーターやガードルはクリニックでレンタルできます。取り扱い方法については、手術前にレクチャーしてもらえます。アドバイス通りにしっかり巻いておかないと、腫れが長引いたり、あまった皮膚がたるんだり、凸凹になってしまうリスクが高まるので注意が必要です。抜糸は手術から1週間後くらいにあります。溶ける糸を使用して手術をした場合も、綺麗に仕上げるために抜糸をしたほうがよい場合もあります。抜糸は麻酔なしですることが多く、人によっては痛みを伴います。痛いのが不安なら、事前に麻酔クリームを塗ってもらうのがおすすめです。5分ほどで抜糸が終わると、あとは医師に経過を診てもらい、新しく痛み止めを処方してもらって帰宅できます。必要ならば新しいサポーターやガードルを借りることができます。クリニックへの通院は、手術1週間後の抜糸のときと、手術1カ月後の経過観察のときです。その後3カ月ごとに経過観察のために通院をして診てもらう必要があるクリニックもあります。通院するのは面倒ですが、脂肪吸引において経過観察やアフターケアはとても重要です。定期的に執刀した医師に経過を診てもらえば、不安なこともいろいろ相談できて安心です。